流通を委託するかどうか、明確に

自費出版は、読んで字のごとく、「費用を自己負担する出版形態」です。
なので、経済的な問題、費用の問題はかなりシビアに、計画的に考えるべきですよね。よほどの大金持ちなら全てのオプションを追加しても良いだろう、それも疑問です。
ささやかな妻へのプレゼントを、なんとなく全国流通させることの招く結果は、よく転ぶか悪く転ぶか、想像もつきません。

大事なのは、自分の経済力に可能な範囲で、できる限り要望を実現することです。
そこで大きな分かれ道となるのが、「流通」の問題です。つまり、売り出し方ということです。

そもそも、売ることが目的かどうかが分かれ目です。
知人に配るのが目的ならば、書店に流通させたり、ネット販売する必要は最初からありませんよね。ただ、自費出版社としては、提供可能な様々なサービスをできる限りたくさん利用してもらって、単価を上げたいという思惑も、おそらくあるでしょう。「どんな書籍であれ、市場に載せるべきだ」という確固たる主義を持っている業者だって、いるかもしれません。そうした業者たちは、流通させてみませんか、という営業をかけてくることもあります。ネットには、そうした勧誘・営業の電話が多くてうんざりした、という口コミが散見されます。そして流通を依頼するかしないか、という選択は、必要経費に大きく影響するところなので、なんとなくお願いしちゃった、というのは賢明ではありません。

こうした勧誘や営業に惑わされないためには、最初から流通の意志の有無を決めておき、そして業者に表明することです。

しっかりとした意志を持って、かつそれを表明して共有できれば、それ以降の進行もスムーズになります。このお客さんはこういう意志を持っているから、このサービスは提案した方がいい、このオプションを欲しているだろう、そのような業者側のディレクション決定にも貢献するでしょう。
もちろん出版にかかるお金にも大きく影響してきますので、流通させるかさせないか、させるならどの程度の規模でなのか、明確にしておきましょう。

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