アマゾンと自費出版

自費出版を少しでも前に進めるために研究する必要があるのは、何と言ってもアマゾンでしょう。言わずと知れた、世界最大のインターネット書店です。自費出版を趣味の範囲にとどめる場合は、近隣の書店、従来の書店にスペースを作ってもらうだけで事足りますが、一定数以上の売れ行きを期待するのであれば、どうしてもアマゾンを媒体として活用し尽くさなければなりません。というのも、従来の書店には、取り扱い分量の限界という問題もさることながら、他の問題も存在するからです。それは、書店の自費出版に対する蔑視です。残念ではありますが、まだまだ自費出版に対する信頼度は低く、プライドの高い書店は、取り扱い自体を避ける傾向にあります。もちろん本の内容が素晴らしく、その内容を深いレベルで認知した書店であれば、ある程度好意的に取り扱ってくれるでしょうが、それでも来客が手に取ってくれなければ、いつまでもスペースを作るわけにはいきません。書店のそうした顔色を承知の上で依頼するのは相当勇気が必要な振る舞いであり、大抵の人は断念するはずです。
 ですから自費出版にはアマゾンが必要なのです。アマゾンなら易々とスペースを作ってくれます。アマゾンも従来の書店と同様に利潤を追求していますが、その経営形態からして、自費出版本を取り扱うことのデメリットが小さいのです。決して効率的に売れる本ではない自費出版本を掲載しても、一般の書店のように痛手を被ることはありません。一方、自費出版の著者としても、手間とコストがそれほど掛かるものでもなく、一か八か挑戦する価値は十分あるのです。販売点数も全書店の20%以上にのぼるのですから、アマゾンに集中して投資するのが賢い手法でしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です