献本の実際

 献本先のリストは、エクセルで作成することになります。そのリストを基に、出版社が直接郵送してくれます。特記がなければ1冊ずつ送ってくれるはずです。献本の件数分の送付状も準備した方が良いでしょう。送付状のテンプレートはネット上で紹介されていますから、そちらを参考にして下さい。メディア関係者に送る時は、必ず本の内容を簡潔に纏めた紹介文を付記します。この付記があれば、メディアで紹介されやすくなります。自費出版の場合、著者に連絡して内容を尋ねるような「取材」を期待することはできません。著者の方から積極的に宣伝する他ないのです。  ところで、本の内容に対するメディア関係者の好みについては、明確な傾向が認められます。好まれる本の特徴としては、数値が示されていること(統計学的根拠が示されていること)、グラフ・表が掲載されていること、時勢を的確に捉えていること、マイノリティ・弱者の視点が描けていること等々が挙げられます。特に弱者の視点で書かれた本は、メディアに載せやすいと言われていますから、まだ執筆していない方は、参考にされると良いでしょう。  意外と知られていないのですが、献本の包装形態は他の荷物と区別されることがあります。商品ではないため、厚い段ボール等を用いず、透明なビニールで包んだ状態で郵送したりします。外からすぐに献本だと認識されるため、より確実に受取人の手元に届くという効果が見込めるのです。もちろん包装の仕方は自由ですが、開封されない献本もあることも知っておきましょう。  

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